女子限定!アマチュア無線のことを知る勉強会 参加レポート

こんにちは、ゆずあふろです。
「女子限定!アマチュア無線のことを知る勉強会」に参加してきました。

https://cqhamradio.connpass.com/event/80565/

参加のきっかけ


そもそもアマチュア無線が何なのか、何ができるのかすらよくわかっていない状態で、なんか面白そうという雑な好奇心だけで参加申し込みしていました。

でも、以前から山登りをしている時に、山頂の開けた場所で大きなアンテナを立てて通信をしている人たち(たいていの場合おじさんです)を見て、どんなことができるのかな?っていう興味だけは持っていました。


アマチュア無線について学ぶ


勉強会は、巣鴨のCQ出版さんの会議室で開催されました。

CQ出版さんは Interface とか トランジスタ技術 で有名ですが、アマチュア無線の専門誌「CQ ham radio」を出版されていて、アマチュア無線界では超メジャーな存在のようです。(すみません知りませんでした。)

そんなCQ ham radioの編集者をされている @DanceDaDa さんに、アマチュア無線について、丁寧に教えていただきました。


アマチュア無線とは


  • アマチュア無線は、金銭上の利益のためではなく、無線技術に対する個人的な興味により行う、自己訓練や技術的研究のための無線通信である (宣伝とかはダメ)
  • 災害時や非常時の非常通信として期待されている
  • 交信を行うためにはアマチュア無線技士の免許と、無線局が必要
  • アマチュア無線で使用できる周波数帯は決められている(144MHz、430MHzなどがある)
  • アマチュア無線局には、コールサインという識別用の符号が付与される

一通り解説していただいた後に、モールス信号機や特定小電力トランシーバー(免許のいらない無線局)を参加者で試してみました。


アマチュア無線の楽しみ方


CQ ham radio 4月号を見ながら、どんな楽しみ方があるのかを教えていただきました。

  • ハンディ機での交信
  • 車に搭載する
  • 自宅無線局
  • アマチュア無線サークルや学生の部活動として
  • 海外と交信する
  • 無線機の自作(!)
  • QSLカード(交信した際にもらえるカード)を集める
  • オリエンテーリング的なイベント
  • 期間限定で開局される記念局との交信
  • コンテスト

などなど、たくさんの楽しみ方があるそうです。


アマチュア無線に必要な資格


アマチュア無線には1級〜4級の資格があり、級が上がるにつれ(1級が最難関です)操作できる電力や周波数帯が増えていくそうです。
おすすめは3級とのことでした。

事前に申し込みをする試験もありますが、事前申し込みなしで当日受付の試験も月1回程度開催されているそうです。

こちらのページで試験の日程や概要が確認できます。
http://www.nichimu.or.jp/

3級の受験料は5200円+120円、合格すると免許申請書などで2100円+170円が必要だそうです。
合計すると、7590円になります。

ちなみにアマチュア無線技士の資格は、総務省管轄の国家資格だそうです。


資格取得のための勉強方法


基本は暗記が重要だそうです。
過去に出た問題が出ることがほとんどとのこと。

無線工学14問中9問、法規16問中11問が正解できれば合格だそうです。


アマチュア無線を体験してみた


最後に、CQ出版さんの屋上にある無線局を見学させていただきました。
そこには、高そうな機材がたくさん並んでいました。

そして、実際に通信を聞いてみたりして、どんな雰囲気なのかイメージができました。
ここでタイムアップになってしまい、交信ができなかったのがちょっぴり心残りでした。


感想


アマチュア無線で何ができるのか、どんな楽しみ方があるのかがわかり、とてもよかったです。
そして、まずは資格を取得しないと始まらないということも・・・

というわけで、第三級アマチュア無線技士を目指してみようと思います!!

6月か7月の当日受付試験を目標に勉強します!(と宣言して自分を追い込むアレ)

早く山頂から電波を飛ばしてみたい!!